人と向き合うって難しい

でも、自分と向き合うことが一番難しい。


試験が終わったというチャギからメール。いつものように他愛ない話をして、ふとチャギが口にした「日本に会いに行きたい」って言葉に、困らせないで、と返した。


「僕に会いたくないの?困らせることなの?」
「そうじゃなくて。これから私は資格とか進学とかもっと言えば国家試験とか…きっとどんどん忙しくなる。それはチャギだってそうでしょ?それなのに、会えないことを今からお互いが我慢できなかったら続かないと思うから」



「そっか!そのくらいの気持ちならきっと、どんな試験だって受かるよ!その気持ちを忘れないで頑張って!」



こんな言葉が返ってくるとは思わなかった。それは違うよって言われると思ってた。
ううん、心のどこかで言ってくれると期待してた。





別れるときのことばかり考えて、彼とはただの友人でいたいと思ってしまう私は救いようのない臆病者で卑怯者。





「ホント言うと、チャギにはもっと似合う人がいると思ってる。私はきっとまた自分を優先してしまうと思うから、もしこの先メールの返信が遅かったり、長く会えないことが嫌になったらその時は別れて欲しい。恋人である前に良い友人だと思っているから幸せになって欲しいんだよ。」





こんなのただのキレイごとで自分を守るための保険のようなもの。ホントのホントは、自分が傷つきたくないから、「愛してる」も「会いたい」も私から言わない。こうしてメールをしている今この瞬間も彼の「別れよう」って言葉を待ってる。続けて行く自信なんてないのに再び関係を始めるべきじゃなかった、本当に最低な私。


それなのに、




「自分のことに夢中になってる〇〇を見ると安心する。これで心おきなく軍隊に行けるよ!^^」





なんて。








ああ、私を愛してると言ってくれるあなたは、なんて心の広い人なのだろう。こんな私のことを好きになってくれてありがとう。好きでいてくれてありがとう。




でも、その気持ちを知る度に私の心は痛くなるんだよ。









今の私は、その気持ちに応えられるほどあなたを愛せていないってわかっているから。





















この前の記事に頂いたスターにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。