東京公園
先週図書館に行ったときに偶然見つけて、表紙とタイトルになんとなく惹かれて借りてきたのを思い出して読んでみました。最近ゆっくりと本を読む時間がなくて(読書意欲が湧くような本に出逢えなかったのもあって)久しぶりの読書記録です。
- 作者: 小路幸也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/28
- メディア: 単行本
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人間は、わからないから言葉にしてしまうと昔どこかで聞いたように思う。でも、言葉にしてしまうとその分だけ見えないものも増えていってしまう。
この一言なんかすごく考えてしまった。本当にそうだなぁ、と。とにかく素敵な本に出逢えて幸せです。
「いつか消えてしまう日々だろうけど、でもこんなに愛しいものを、あぁ、この頃はこうやっていたんだなっていうのを形にしたくなった。圭司くんの写真みたいに」
是非、素敵な映像とキャストで実写化して欲しいな。読んでいる間、頭の中でずっと見えていた圭司が見ている世界を色々な人に見て欲しいです。